appInfo って、そんな機能あるのか・・・
皆様ごきげんよう。私です。
今年も残すところわずかですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
私は、また案件で北海道行が決まってしまい、白目を向いている状態です。
2016年から実に5年、冬場に仕事で北海道に行きまくっています。
しかも凄いことに、全部違うお客様のお仕事です。
もう、人生3周分ぐらい北海道行ってるよなぁ…
北海道の市場ってすごいんだなぁ。。。
さて、今回は、超短めです。
VMware ToolsのappInfoについて、すこーーしだけ、ご紹介します。
appInfoとは
VMware Toolsのバージョン11.x以降で有効化されている機能です。
私も全く知らなかったのですが、VMwareのドキュメントでは以下のように記載されています。
appInfo プラグインは、ゲスト内で実行されているアプリケーションに関する情報を収集し、その情報を管理レイヤーに公開します。appInfo は、デフォルトでは、仮想マシン内に VMware Tools インストールの一部としてインストールされます。
なるほど、appInfo機能は、何かしらゲストOS情報を収集するような機能なのですね。
この機能について、Horizon環境下で使用すると、パフォーマンス影響がでることが報告されているようです。
VMware VMTools 11.x を使用している場合の Horizon 7 のパフォーマンスの問題 (78434)
このKBはとてもあっさりした内容で、パフォーマンスに影響がでるから、無効にしましょう。という感じです。
さて、このappInfo機能により、ゲストOSの情報が収集されるとのことですが、収集間隔は、30分だそうです。
バージョン11.1.0 からは、これが6時間に変更されたようですね。
バージョン11.1.5 からは、ホストやクラスタ単位で無効にする機能も備わったようです。
Enable/Disable appinfo feature at cluster/datacenter/host level using PowerCLI script (81033)
実際に無効化してみた
ゲストOSのコマンドプロンプトから実施できます。
VMwareToolboxCmd.exe config get appInfo disabled (上記は、コマンドミスなので注意! appinfo → appInfo です。)で確認ができます。
設定されてなければ、UNSETになるし、されてるなら
Disabled = true
みたいな形になります。
結局、どういう用途で情報は収集されているのか
これについては、本当に情報がありません。
Communityなどを見ると、「vRealize Operations」などが使用する、といった情報も散見されますが、公式ドキュメントとしての説明がないのです。
とはいえ、VMwareのPSOなどでうかがうと、Horizon環境下では無効にすることも推奨されているようです。
Horizonなどを使用されている際は、気にされてみてはいかがでしゅか?
ではでは。